滋賀県猟友会
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鳥獣による被害
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有害鳥獣の被害野生鳥獣による農林水産物への被害は、農林水産業関係者にとって大きな問題です。「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律」の目的の一つには、有害鳥獣の駆除を通して農林水産業の振興を図ることが明記されています。しかし、近年は、シカ、イノシシ等の生息数の急増に伴い、狩猟による捕獲数も大幅に伸びているものの、それでも被害が増えており、被害の激しい地域では狩猟期間以外に行われる有害鳥獣の駆除や被害防除施設の整備などに多額の経費が必要となっているところも多く、農山村にとって深刻な問題となっています。このようなことから、シカやイノシシなど地域的に著しく増加し、農作物などに著しい被害を及ぼす特定の鳥獣に関して、都道府県が独自に「特定鳥獣保護管理計画」を定め、これに基づいて狩猟等による固体数調整機能を活用する方策がとられるようになりました。ですから、狩猟は農林水産業被害の防止だけでなく、科学的、計画的な野生鳥獣の保護管理にも大きく貢献するものといえます。鳥獣による被害例カラスの被害最近、都市部でのゴミ袋のちらかし、初夏ヒナ育て時期は通行人への襲撃等カラスの害が新聞の話題となっている。農村部では野菜、果物等が収穫前に食い荒らされる。ネットを張る等防護手段も大切であるが根気よく駆除し、生息数を減少させることも有効なてだてであろう。ネグラの取除きは、もともとカラスは森林に生息するものであり、奥地に森林がある限りそこを夜間ネグラとし昼間、里のエサのある所まで通勤するので防除効果はあまり期待できない。カワウの被害近年、琵琶湖をはじめ滋賀県内の水系でカワウの増加が著しい。主なコロニー(集団営巣地)は琵琶湖の名勝「竹生島」と近江八幡の伊崎半島であり、集団で樹木の上に巣を作り、近くの湖沼、河川等で魚を獲る。営巣地の森林には糞が集中して落下し木を枯らせている。30年前にはほとんど見られなかったカワウが琵琶湖での異常繁殖するのは、琵琶湖とその周辺の閉鎖生態系を大いにカクランしているのではないか。クマの被害最近、都市の近くにクマが現れおおサワギした例が報じられた。退治か、奥山への追込みか対応が難しいところである。滋賀県に生息するのはツキニワグマ、生息範囲は湖西、湖北の山林。生息頭数、増減傾向についてははっきりしないが人里に出没するケースが増えたのは事実。クマによる主な被害は、スギの壮老齢木(約20年生以上)の生皮ハギ(クマハギ)、県内でも被害は広範囲に及ぶ。被害は春〜夏に集中し、皮をはいで甘い樹液を吸う、スギが発するある種の精油分の臭いにコーフンして皮をはぐ、ナワ張り表示、ツメを磨く、等諸説あり。その他の害は、タケノコ、柿、栗の食害や畑の踏み荒し。時たま、山里で人を襲うこともある。 捕獲してから、奥山に放されるケースがあるが、滋賀県のように奥山まで山仕事に入っていたり、奥に集落がある場合は放獣はむつかしい。
スギのクマハギ被害シカの被害近年、積雪が減少傾向にありその結果シカによる被害が目立ってきている。主な被害は、山でヒノキ枝葉の食害、植樹した直後から食べ始め小面積の植林地なら枝葉のほぼ100パーセントが食べられてしまう。植え直してもまた食べられる。秋の交尾期にはヒノキの幹を角でこすり皮をはぐ。里では水稲、サツマイモ、マメ、野菜類が食害を受ける。防護柵をめぐらしても1〜2メートルなら飛越してしまう。滋賀県ではメスジカの狩猟を認め、頭数調整を図っている。※カモシカもヒノキ、スギの枝葉を食べるがシカの食害と区別するのはむつかしい。
シカによる白菜食害シカによるヒノキ苗木食害イノシシの被害郊外の別荘地にイノシシが迷い込んだという報道が時々あるが、本来、里山が生息地である。山の木は加害せず、田畑の害が主、イネ、ムギ、イモ類、タケノコ等の食害。ミミズ探しのため公園などの芝生の掘起しもやる。
イノシシによる水稲踏倒しサルの被害今日、滋賀県では、平地都市部を除き里山、奥山の多くがサルの生息域となってしまった。主な被害は田畑荒らしをはじめシイタケホダ木荒らし等。さらに、里に出没しワルサをする。農家の冷蔵庫、炊飯器まで開ける?というウワサもある。観光地等で女性子供の手持ち品をヒッタクるケースも多発している。生ゴミの放置や無責任なエサやりをつつしむことが急務、むかしは、里の畑を荒らさないよう人々が執ように追い払い、サルに「人間はコワい、人里はオッカナイ」と思い知らす努力がされていたと言われるが、最近のサルに効果があるだろうか?
サルの菜園荒し網により畑作物をサル、シカより守る